バトン承継コンサルタントの浅野泰生です。
来週6月2日水曜日に、自身3冊目の書籍を出版します。
『自己肯定感を高めて職場の居心地を良くする方法〜会社の人間関係に悩むあなたに贈る成功法則〜』
自己肯定感が低めのビジネスパーソンに向けて、会社で必要な“人財”となるための方法論をまとめました。
ということで、本日は、拙著の紹介をさせてもらいます。
書籍で伝えたかった「自己肯定感」とは?
この書籍は「自己肯定感」がテーマ。
巷では、子供の教育論としての自己肯定感や、自己肯定感をアカデミックな見地から扱うものが溢れています。
こちらの本では、既刊本で書かれているような「自己肯定感」ではなく、会社の中で「自分らしさ」を発揮して、ストレスなくビジネスライフを過ごしたらいいのかということを、私自身や周囲の人たちの事例をもとに展開しています。
私自身は若い頃、自己肯定感が高いタイプではなかったように自覚しています。
元来、根拠のない自信はありましたが、この本で表現した自己肯定感とは違うものです。
根拠のない自信を持つだけでなく、それに加えて本に書いたような思考性を身につけ、具体的に行動で示し、それが目に見える評価として返ってきたころから、本物の自己肯定感が芽生えたような気がしています。
内容としては、61個の成功法則という形でまとめましたが、全編を通じて伝えていることは3つに集約されます。
もちろん、さまざまな角度から表現しているので、いろんなことが書かれているように感じると思います。
しかし、著者としては、言いたいことが散漫している内容ではなく、すべての結論に一貫性を持たせられたと自負しています。
お伝えしたかった3つのこと
まず、1つ目としては、そこで起きている事象を「切り分ける」こと。
「切り分ける」とは、
自分の問題なのか、他人の問題なのか
コントロールできるものか、コントロールできないものか
短期的に解決すべきものなのか、長期的に解決すればいいものなのか
を分解して考えるということです。
たとえば、昨今の新型コロナウイルスの感染症の問題。
自分では何ともしがたいことであるならば、自分でできる予防をするしかない。
ジタバタしたところで収束するわけではないので、泣いてもわめいても仕方がないと捉えるということです。
国会の前をデモ行進をして収まるのであれば、そこに積極的に参加すればいいということです。
ただ、そんなことをしても収まらないのは明白なので、自分の問題とは切り分けます。
2つ目としては、自分の問題、コントロールできること、そして、今すべきことに注力すること。
目の前に起きていることを切り分けた後は、自分が未来に向けてできることにフォーカスします。
特に過去に起きたことは、いくら悔やんでも結果が変わることはありません。
それらは、すべて受け入れるしかないのです。
また、過去の反省はしても後悔をする必要はないと思っています。
人は誰しも問題に向き合ったときは、その人がその時点ででき得る最高の答えを出していたはずだからです。
だから、反省を生かして、今自分にできることをするしかないということです。
最後の3つ目は、最善を尽くしたあとの評価は相手に委ねるということ。
仕事には、他人の評価はつきものです。
仕事は一人で完結しません。
お客さま、上司、同僚との関わりがあるから、仕事と呼べるのです。
努力をすれば報われる確率が高くなると、私は信じています(信じたい気持ちはあります)が、必ず報われるものでないことを知っています。
例えば、仮に同じ成果物を出したとしても相手によって評価が分かれます。
当然、相手の評価はコントロールできませんから、コントロールできること、すなわち成果物の質に注力して最善を尽くすしかないという結論です。
以上の3つのことを私の経験などを織り交ぜて、繰り返し繰り返し伝えているのが、私の3冊目の書籍になります。
全国の主要書店やAmazonでご購入をいただけますので、どうぞよろしくお願いします。
https://think-shift.jp/jikokoutei/
今日は私の本の紹介でした!