バトン承継コンサルタントの浅野泰生です。

一年がもうすぐ終わります。

来年の3月、人生の節目ともいえる50歳を迎えます。

若い頃はこれくらいの年齢になれば、もう少し落ち着いていると思っていましたが、精神的にはまったく成長していない自分を実感します。

であれば、まだまだチャレンジということで、来年はラジオのパーソナリティを務めることになりました。

ラジオ大阪で年明け1月4日火曜日の夜7時45分からスタートする『浅野泰生の社長のミカタ!』を担当します。

毎週火曜日、15分間の放送になります。

放送エリアは関西方面だけですが、スマホで「radiko(ラジコ)」をダウンロードしていただくと全国で聴くことができます。

是非お聴きください。

さて、本日は「厳しさの先にある本当の優しさ」について。

テレビ番組を見ていて感じたこと

TBSテレビで土曜日の夜に放送されている『ジョブチューン』という番組をよく観ています。

コンビニやファミレスなどのナショナルチェーンをもつ会社が、自社の商品をその手の専門家の判定を仰ぐというコーナー。

たとえば、大手コンビニのスイーツを世界的に認められているパティシエが合否の判定をしたり、ファミレスのメニューをミシュランの星付きの料理人がコメントしたり、と。

そこでのコメントは非常に辛辣なものです。

企業側のメニュー開発担当者に向けて、有名料理人から

「この料理を自分で本当に食べましたか?」

「本当に美味しいと思って作っていますか?」

厳しい評価をもらって涙を浮かべる人には

「泣いている暇があったら、ちゃんとやったら」

ということまで。

私が当事者だったら、泣いてしまいますね…

私は、第3者としてテレビを観ていて、いつも憤慨しています。

料理もスイーツも素材の良いもの、高いものを使えば、ある程度美味しくなるだろ!

コンビニもファミレスも低価格で美味しいものを提供しているんだから、お前らもしてみろ!

と。

感情移入しているということは、テレビ局の思惑に乗せられています(笑)

優しさと甘さの大きな違い

でも、先週の放送では、プロフェッショナルたちの辛辣な意見に対して、今までとは違った印象を持ちました。

この厳しさは、テレビの企画ということだけではなく、真剣に商品に向き合っているということではないか?

人に厳しい以上に自分に厳しい人たちだから、ミシュランの星をもらえるお店を作れるのではないか?

人はどうでもいいことには真剣になれないはず。

また、人に嫌われてまで、あえて厳しいことを言わないはず。

会社経営においても同じです。

前職の会社で役員として評価会議にはじめて出席した時に知ったことは、部下のことを叱らない人ほど、評価シートの内容が辛辣であること。

私は、上司のあり方として、時に厳しくとも、場合によっては部下に嫌われようとも指摘することを指摘して、部下の成長を促すことが大事だと思っています。

部下を成長させ、良い評価ができるようにすることが上司の仕事。

部下に指摘できないから、評価シートに普段言えないことを書くというのは上司失格。

まるで、上司自身の指導力のなさを認めているようなものです。

私が師匠と崇める、経営コンサルタントの小宮一慶さんから教えてもらったこと。

厳しさと優しさは表裏一体、甘さの裏側には冷酷さしかない。

優しさと甘さは違います。

ジョブチューンに出ていたプロの人たちから、本当の優しさを感じました。

こちらをご覧いただいている後継社長の皆さんは、厳しさを持って社員に接していますか?