コンサルティングプログラム受講者の声

株式会社フジサワ・コーポレーション 代表取締役 澤田 剛治様

株式会社フジサワ・コーポレーション 代表取締役 澤田 剛治様

自社の3次創業期において、方向性をみつけられておらず、中期経営目標やそれを達成するための事業ドメインや戦略については、頭のなかに何となくあるものの現場への理解や共有、浸透に苦労していました。また、社員も一生懸命ではありますが、私自身経営者としてやりたいことはたくさんある中で一緒にやれるメンバーがいないというのも苦しい状態でした。

社外だからこその客観性と、時には踏み込んで課題を共有し、専門的な見地でコミットしてくれる。
後継イノベーション研究所のコンサルタントはまさに社外取締役のような存在です。
理念を言葉にして、中期経営計画とともに発信する中で、事業の方向性が明確になり、現場とのコミュニケーションの橋渡しをしてくれるので、言いっぱなしで終わることなく現場にきちんと浸透させることもできました。
他の経営者のつながりにも感謝しています。
同じ経営課題を感じている人とのネットワークは
純粋に楽しいですし、刺激をもらいます。

(業種:屋内外広告制作・施工、設立:1949年、社員数70名)

株式会社二葉企画 代表取締役 小林 伸行様

株式会社二葉企画 代表取締役 小林 伸行様

事業承継のあと、今までと同じように経営するというのが嫌だという思いがあり、新しいことにチャレンジにしないといずれは衰退していくという危機感がありました。
ただ、どうやって新規事業を立ち上げていいのかは、全くわかりませんでした。
例えば、既存事業と全く違う事業として、カフェをやろうということだと違いすぎてダメなのはわかっていました。
承継イノベーション研究所のコンサルタントにお話を伺う中で、全く新しいことをするのではなく、
既存の強みを見直す中で、まずはできることの延長でなにかできないかと感じるようになりました。
また、これを経営者が一人でやるのではなく、全社で新しいことをやっていくという風土にも変えたいという漠然とした課題を抱えていました。

まずはやってみることが大事!どうせやるなら楽しいことをしよう!そんな思いから、社員からもアイデアをださせ、プロジェクトを複数同時に進行しました。社長直轄のもと、次世代リーダーをプロジェクトの責任者として抜擢し、毎月進捗状況を共有しながらすすめました。

各リーダーからプロジェクトの進捗を全社向けに発表する場を設け、風土づくりも同時に行いました。
私自身が楽しくやっていることが、社内にも伝わっていくものだと感じています。
結果として、いくつか事業として芽をだせそうなものがつくれ、事業計画にも組み込みました。

プロジェクトがカタチになってくると、変化を受け入れる風土になってきました。
「新しいことなんでどうせ、できないよ」という雰囲気から、「今度は何ができるのか」という期待の雰囲気へ変化しました。また、取引先からも、“色々な提案をしてくる会社だ“という印象へと変わってたきたようです。

(業種:出版・マンガ製版、設立:1959年、社員数:150名)

株式会社 昭和製作所 代表取締役 舟久保 利和様

昭和製作所 舟久保様

自社の3次創業期において、私は後継経営者として、経営の勉強を懸命にしました。日々、学んだことを
現場に落とし込んでいくことに邁進しました。著名な経営コンサルタントからも教えを請い、まずは「経営理念」も一流企業の真似で構わないから、と教わりました。そこで、有名企業のものを参考にこしらえ、そこに社員を求心させていきました。
承継して何年か経ち、ようやく会社が形になってきた頃、ふと、素晴らしい文言であるはずの経営理念に何とも言えない違和感を覚えはじめました。
やはり何か自分のものでない、寸法違いのジャケットを着ているような感覚でした。

後継者支援を専門にしている後継イノベーション研究所さんから、「経営理念に舟久保さんの“想い”を自分の言葉にして反映していますか?」と聞かれ目からウロコでした。経営者も人です。人が変われば、当然経営も変わる。であればこそ経営者の“こだわり”や“価値観”といったものを経営理念に込める大切さに気づきました。 
プログラムでは、まず自分自身にフォーカスし、大切にしている考え方、価値観、こだわり、好き嫌いに至るまで、自身の棚卸と思考の整理ができました。
また、経営理念を言葉にして、中期経営計画とともに発信する中で事業の方向性が明確になり、また、こだわり・価値観を“見える化”し、経営の判断軸を手に入れたことで新たに成長戦略も描くことができました。
(業種:製造業、設立:1952年、社員数:40名)

会社の方向性は固まったので、この通りにしかいかないという可能性を感じています
業種:製造業、役職:代表取締役、設立:1978年、社員数:28名

会社を継いで3年が経ち、自分で採用した社員も出てくる中で、会社で掲げている理念と社員の実際の行動が乖離していると感じていました。父親の突然の引退により代表になり、社長として何を大切にすればいいのか、決意が固まっていませんでした。私の姿勢が社員によくない形で伝播していたんだと思います。

会社の方向性は固まったので、この通りにしかいかないという可能性を感じています。また、自分とは異なる業界の同じ境遇にいる2代目経営者との交流は参考になることが非常に多く、このつながりを大切にしていきたいと思います。お互いのビジネスの発展だけでなく、社員同士のつながりまででき始めたようにも感じております。ありがとうございます。

「承継後3年以内には理念を変えるべき」です
業種:ソフトウェア開発業、役職:代表取締役、設立:1991年、社員数:36名

「理念は作り直してください」。そう言われたとき意味がわかりませんでした。もともと社員との関係性は正直好ましいものではありませんでした。会社を引き継ぐ際、自身も含めて社員には先代に雇われているという感覚が強くありました。なかには「先代にはついてきたけど、先代が指名した次の社長は認めない」という者がおり、会長を取り込むことで自分を正当化しようとする動きさえありました。

 そのような状況下で受講をしましたが、社員との関係性が劇的に変わりました。いつまでも「先代はこうだった」と変化を受け入れない社員に対し、理念を再構築することにより名実ともに新社長は自分であるということを表明することができ、社員は誰のどの指示に従うべきかが明確になりました。また、受講前は私自身「預かった会社」という意識が強かったのですが、理念をリニューアルすることで自社により愛着がわいたともに、更なる使命感と責任感を覚えました。間違いなく「承継後3年以内には理念を変えるべき」です。

シンボリックプログラム 2代目経営者戦略立案プログラム『me;rise(ミライズ)』受講生の動画インタビュー 

牧野電設株式会社 代表取締役 牧野 長様

株式会社二葉企画 代表取締役 小林 伸行様

株式会社フジサワ・コーポレーション 代表取締役 澤田 剛治様