バトン承継コンサルタントの浅野泰生です。

コロナの感染拡大が少しピークを過ぎたような…

東京在住のせいか都の感染者数を基準に考えてしまいますが、ここ一週間くらいは前週同曜日比で下回ってきました。

菅総理も会見で「明かりは見えはじめている」と発言。

情報番組のコメンテーターは「何をもって…」と批判しますが、国のトップがネガティブな発言をしても、これまた問題。

国のコロナ対策を振り返ってみれば、反省する面もあったかもしれませんが、何事も結果論。

ただ、政策に携わる皆さんは、この未曾有の状況を打開しようと最善を尽くしているはず。

私は、批判するだけの人間にはなりたくないですね。

さて、本日は「トップの発言」について。

ビジョンとはなにか?

3年ほど前、会社のイベントで上場企業の経営者をお招きしました。

その冒頭で、その方がおっしゃったことが今でも印象に残っています。

それは…

ビジョンとはホラを吹くこと!

ソフトバンクの孫正義さんが言っていた、と紹介してくれました。

普段、経営者に向けて「目標は大きく」「思考を拡張させて」と言い続けていた私も、このフレーズには衝撃を受けました。

孫さんといえば、豆腐屋の話。

福岡で起業し、アルバイトが二人しかいなかった状況で「豆腐屋のように1丁(兆)2丁(兆)の商売をする!」と言っていたようです。

アルバイトは呆れてすぐに辞めたとか。

経営コンサルタントの小宮一慶さんは「散歩のついでに富士山に登った人はいない」とおっしゃいますが、まさにその通り。

「兆」を目指した者にしか、ソフトバンクのような日本を代表する会社はつくれませんよね。

高い目標を明言することの意義

後継社長のなかには

「目標を口にするとやらないといけない」

「達成できないと社員に顔向けできないから目標は立てたくない」

という人もいますが、これは本末転倒です。

社長は、できるできないの前に、やりたいかやりたくないかが大事。

社員に

「なんとなく面白い」

「この人についていけば自分も違うステージに上がれる」

と思わせたら勝ち。

大きなホラを吹いたあと、それに向けて行動することがもっと大事。

発言するから常に意識する、発信するから周りを巻き込めます。

現在年商3億円の会社を10年かけて3億5千万円の会社にすると言っても、社員はポカーンとしてしまいます。

ここは「5倍にする、10倍にする」と言い切ってください。

大きなホラを吹けるかどうかも、経営者の資質なのかもしれません。

トップの発言は、社長自身が思っている以上に社員は注目しています。

後継社長は、創業者を尊重するだけでなく、大きく超えていく意思表示をすることで存在感を表現して欲しいものです。