バトン承継コンサルタントの浅野泰生です。
最近、外出することが多くなりました。
アポイントも次から次へと入ってきました。
お互い忙しくてもその時会うべき人とはすぐに会える。
一方で、お互い暇でもスケジュールが合わない人もいます。
このような人とは、会うタイミングでないか、あるいは、会っても発展的な話にならない、と私は考えます。
必要な時に必要な人に会える、これが縁なのかも!
さて、本日も前回につづきコンサルタントの見分け方について。
前回2022年5月13日号『自慢話ばかりするコンサルタント』でも紹介したように、ダメなコンサルタントについての持論を述べていきます。
こちらのテーマ、思いのほか閲覧数が多かったようです。
経営者が見てくれているのか、それとも同業のコンサルタントか…
コンサルタント批判のようにも見えますが、自分への忠告のつもりで書いています(^^;)
ということで、今回は、、、
経営とはなにか?
社長相手に経営を説き「経営者をアドバイスできるのは経営者だけ」と豪語する1人社長コンサルタント。
社長とコンサルタントは誰にでもなれる、は前回も申し上げたとおり。
今は起業も副業も時代の流れ。
1人起業のノウハウを1人社長が提供することをとやかく言うつもりはありません。
また、1人でやられていても、会社経営に必要な分野のノウハウを提供できるコンサルタントがいるのも確か。
ここで問題視したいのは「経営者の気持ちは経営者にしか分からない」と言いながら、経営をしていない経営コンサルタント。
「経営とは、◯◯だ!」と能書きを垂れながら、経営をしていない経営コンサルタントです。
「経営」がクドイですね。
では、「経営」とは何か?
私が言うには「人を介して事をなすこと」。
そのために
⑴ビジョンメイキング
⑵ストーリーテリング
⑶チームビルディング
をするのが経営の仕事。
社員を抱える大変さ
今から8年前、後継者として会社を引き継ぎました。
今から3年前、仲間と一緒に起業しました。
寝ても覚めても社員の夢を見ます(笑)
社員を抱えるということは本当に大変で、完全歩合制ならこんなに悩まないのに、と思うことも一回や二回ではなく。
社員が給料以上のパフォーマンスを出したか否かで一喜一憂する日々。
期待したのはこちらの勝手なのに、社員が応えてくれないと「裏切られた…」と落ち込み、それでもやっぱり社員を信じてみようということの繰り返し。
というくらい経営課題の大半は人に関わること。
私が活用する立場であるならば、雇用を創出していない経営コンサルタントに偉そうに経営を語られても全く響きません。
肩書きで自分を大きく見せようとしても
経験上、しょうもない経営コンサルタントほど、肩書きで自分を大きく見せようとする。
社長ではあるけど経営をしていないのに経営者という立場を強調する。
1人でやっていることや会社の規模の大小の話をしているのではありません。
それは個々のスタンスなので。
また、経営経験がない人がコンサルタントになれないというつもりもありません。
コンサルタントは経営コンサルタントだけではないので。
問題は、「経営者の悩みに応えられるのは、経営者だけ」という経営をしていない経営コンサルタントです。
経営コンサルタントを活用する経営者の皆さん、相手をよく見て選びましょう!