なんのために経営計画を立てるかわからないという話を聞くことがあります。
来年のこと、もっと言えば明日のことすらわからないのに、数年先のことを考える意味はあるのか?
誰も未来なんて予測できないのに、目標を立てる必要があるのか?
このことはある面においては正しいといえます。
多くの経営計画が立てること自体が重要視されていて、そもそも「何のため」に立てるのか、そして実際の経営にどう活かすのかがあまり考えられていません。
計画を立てても立てなくても一緒ではないか?
そのようなお話をいただくことがあります。
確かに計画通り行くことはほとんどありません。予期せぬ出来事や、想定できない自体が起きることも当然あります。
最近でしたら、新型コロナウイルスのことを誰が予見できたでしょうか?
ですが例えば外部環境を完全に予測できないからといって、計画をたてることの意義がないかというとそうではありません。
計画があるからこそ、想定外の事象が起きたときに「軌道修正」ができるのです。計画がない経営は「軌道」がそもそもないので、なにを変えるべきかという「指針がないこと」になります。
また、会社という組織では、計画というカタ組織が動ける状態にする必要があります。
立案した計画も「実行」されないと意味がありません。
明日からどの部署が具体的にどのような行動をすべきなのか。
日々の行動レベルの具体的なことは会社の各部署の責任者や各社員が考えるにせよ、社長としては大枠の方針を立てる必要があります。
そして、しっかりと実行がなされているかというマネジメントを行い、適切にPDCAをまわす必要があります。
今までの中期経営計画立案は、売上や利益などの収益計画にかたよったり、外部に求められてつくる説明のためのもの、という要素が色濃くあったように思います。
外部環境がよかった時代、日本経済が右肩あがりだった時代はそれでも経営の目標は達成できたかもしれません。
ですが、今はそうではありません。
心から達成したい経営の目的を描き、そのための計画と戦略を立案し、しっかりとしたPDCAをまわさねば、目標達成は難しいのではないでしょうか。
すなわち、中期経営計画は「単なる計画」ではなく、
このような「会社をつぶさず」「企業成長」のための最強のツールなのです。
今回think shift(シンクシフト)は、たった4時間で中期経営計画を立案できるセミナーを開催いたします。
経営目的から計画、実行までを一気通貫で考え、実践できるセミナーは他ではないものと自負しております。
まだ中期経営計画を立案したことがない方はもちろん、すでに中期経営計画をお持ちの方でもその有効性の検証や別の視点から計画を立案することは、思考を拡張させ企業成長を加速させるきっかけになると確信しています。
創業社長・後継社長としての経営経験を持ち、現在も組織を持ち経営をする現役社長でもある税理士・経営コンサルタント。
既出の経営理論に自身の経営経験を加味したオリジナルメソッドを体系化。
これまでに、1000社以上の経営計画の策定、100社以上の研修、コンサルティングに関与。りそな総合研究所、みずほ銀行系総研、東京商工会議所、京都大学経営管理大学院など講演実績多数。
業績向上や組織変革が目に見える形で起こり、経営に不安を持つ経営者や、会社をより成長させようと考える経営者から絶大な支持を得ている。
場所:開催日時によって異なります。下記をご覧ください
対象:企業成長を目指す経営者の方
このようなお悩みの方へ:中期経営計画を立てたことがない。計画は立てたことがあるがうまく実行にむすびつけられていない。金融機関向けに作成したが自分としてはしっくりきていない。中期経営計画をどのように経営に活かすべきかがわからない
参加費用:1万円(税込)
開催日 | 時間 | 場所 |
4月18日(火) | 14:00〜18:00 | 府中(東京都) |
新宿(東京都) ※満員 | ||
5月23日(火) | 14:00〜18:00 | 新宿(東京都) |
6月 8日(木) | 14:00〜18:00 | 府中(東京都) |
※会場についてはお申込み後、個別にお知らせいたします。